私が行う、パーソナルストレッチ(二人で行うストレッチ)や、
整体等のコンディショニングでは、今までの知識と経験からつくりあげた
「稲田メソッド」ともいえる特徴があります。
私は、柔道整復師、はり師、きゅう師の、3つの国家資格保持者であり、
この仕事を始める前は整形外科リハビリ室に勤務していましたので、
身体の機能についての知識と、実際に患者様に触れた経験が多数あります。
さらに、アマチュアトレーナー経験、各種勉強会やワークショップに参加し、
治療家としての学びを重ねています。
はり師、きゅう師ならではの経脈をとりいれた解釈、 数種の手技から
ふさわしいものをうまく組み合わせ、
強い力を使わず、最小限の圧で整える形式での施術を行っています。
強い力でやるほど効果があるように思ってしまいがちなのですが、
大切なことは、必要な働きかけを行うことであり、強さは重要ではありません。
ポイントをつかみ、適切な施術をすることによって
あるべき状態へと、「身体の機能が、自ら戻っていく」ものなのです。
人の身体には、ホメオスタシス(恒常性)といわれる機能が備わっています。
ホメオスタシスとは、身体が生命を維持するために
「元のよい状態に戻ろうとする=一定の状態を保とうとする」仕組みのことです。
寒いところにいくと下がった体温を戻そうと「ふるえ」が起こり熱を作りだす、
傷や怪我を治そうとする、こうした働きによって私たちは生かされています。
どんなに優れた手法を用いたとしても、人の身体に備わっている
この壮大で神秘な仕組みを超えることはできません。
「備わっている身体の仕組みがうまく働き、よい状態になっていくよう導くこと」
を意識して、私は私のできることを行っていきます。
この仕組みが作用することを妨げる要因があるなら、
適切な手技によってそれをリリースし、
「その人のあるべき状態」や「望ましい状態」に
身体が戻っていくことを助ける目的で刺激を加える、という考え方をとったとき、
そこに必要以上の強い力は「いらない」という、結論に至りました。
日本人は揉まれ慣れているため、強い圧の刺激を好む方も少なくないですが、
しかし、刺激の強さと効果は必ずしも比例せず、満足度と効果も比例しません。
最小限の力でポイントを押さえ、身体の機能を最大限に引き出していく、
これが経験から作り上げた「私の施術スタイル=稲田陽一メソッド」です。
私は、整形外科のリハビリ室で、9年の勤務経験があり、
患者様の回復のお手伝いをしてきましたので、そうした経験をいかして、
身体に診断のついている不調を抱えている方も、
ご相談をいただけましたら、きっとお役にたてることがあると思います。
全身状態によっては、こちらから骨密度やX線の検査をお勧めすることもあります。
私の提供するコンディショニングが、今以上の健康を手に入れたい方の、
「生活の質」を向上させる一助となれば幸いです。
パーソナルトレーナー 稲田陽一