筋肉は「天然のボディースーツ」となって身体のラインを作ってくれる、
または支えてくれる役割を果たします。
筋肉がしっかりとついていると、洋服のシルエットがきれいにでます。
筋肉によって、正しい姿勢を保ちやすくもなります。
どちらも、筋肉がしっかりあるのとそうでないのとでは かなり大きな差がでます。
私は以前に、トレーニングのお客様から
「稲田先生の身体は、立体模型のよう(に厚みがありますね)」と 言われたことがあります。
「自分は、薄っぺらい体型なのでうらやましい」、と。
それは、筋肉がどのくらい発達しているかという差だと思います。
胸と背中の筋肉が、洋服越しに「全体の印象」を作るのでしょう。
筋肉は、鍛えて発達させたり整えたりすることができます。
整えたい箇所を重点的にトーニングすれば、 筋肉が補正下着となって、
洋服越しの印象をワンランク上にすることが可能です。
これは特に男性にお勧めしたいですね。
男性は、仕事上の服装がだいたい決まってしまいますよね。
プライベートでも女性の洋服のようにはバリエーションがないですから
服装で個性を出すことが意外と難しいものです。
その点、筋肉をしっかりつけて整ったシルエットを出していけば
同じようなスーツ姿の中で、あなたの与える印象が変わります。
男性はホルモンの関係上、筋肉がつきやすいですから
こうした目的のトレーニングも是非、ご検討いただければと思います。
女性は、筋肉をつけるとよい姿勢を維持しやすくなる、という観点から
トレーニングをスタートさせることをお勧めしたいですね。
前屈みの姿勢になったり、肩や首が前に出てしまうのは
「正しい姿勢をキープするための筋力」が十分でないことが原因です。
筋肉がついて姿勢がよくなると、それだけでも印象がかわります。
☑しっかりとした筋肉が作る、洋服越しの整ったシルエット
☑正しい姿勢をキープすることで与える印象が変わる
これが、筋トレをして筋肉をつけることで得られる成果です。
ただ体重を減らして痩せることとは、その点が違います。
パーソナルトレーナー 稲田陽一