(画像は、以前にテレビ出演をしたときのものです)
生活習慣病予防の目的で、トレーニングのお申込みをいただくことがあります。
「糖尿病にならないように、運動習慣をつけたい」 というケースが多いです。
今のところは問題はないが 血縁者に糖尿病の方が多いので、
予防の意味で、今のうちから取り組みをしておくという方もいらっしゃいます。
月に2回程度、トレーナーをつけてトレーニングをすると
健康増進にはとてもいい効果が期待できると思います。
糖尿病の予防や改善には、 食事療法と並んで運動療法が効果的と言われています。
どちらも、「血糖値を良好な状態に保つ」ことが目的となります。
運動をして筋肉に刺激を与えると インスリンの感受性が増すので
(体内での効きがよくなる)血糖値を上昇させにくくなる効果が期待できます。
日本人を含む、東アジア人は、欧米人と比べて
インスリンが少ないといわれています。
そのため、欧米人にとっては、糖尿病というのは肥満の方がなりやすいですが
日本人は、太っていなくても糖尿病になってしまうケースがみられます。
ある程度の年齢になったら、太っていなくても(欧米人と日本人は違いますので)
糖尿病の予防という観点からの意識をもつことはすべての人に大切だと思います。
運動を習慣にしていくことや、食事の知識を持つことは、とても役立ちます。
パーソナルトレーナー 稲田陽一